社内データ活用の不満、解消できます! 不毛なデータ処理作業を委託で解決 » 業界別に見るデータ活用の有効性 » 通信・ソフトウェア業界

通信・ソフトウェア業界

通信業界では、インターネットや携帯電話料金など、月額固定料金で支払うものが一般的です。一方で、ソフトウェア業界は、以前までソフトウェアの商品を販売して収益を得る方法が柱でしたが、最近では商品を販売するのではなく、商品を利用できるサービスを月額定額料金で提供する収益構造に変わってきました。

通信業界で具体的にどのようにデータが活用されているのかみてみましょう。

解約率分析を使う

月額定額料金の収益構造で、重要なポイントは新規加入者数・解約率・継続率の3つです。

携帯電話料金は、契約者から毎月固定金額が支払われます。そのため、解約されることなく、継続してもらうことが安定的に収益を稼ぐためには、必要不可欠であり、その際に重要になるのが、「解約率分析」です。

解約率分析とは、契約者のうち解約した人の割合をデータ化した分析手法になります。

顧客ごとや販売代理店ごとに解約率を算出し、契約者の純増数(新規加入者数―解約者数)とあわせて、数年間のデータを参考にすることが多いです。

このデータを使って販売代理店間で解約率の違いがあるとき、どうして解約率に差が出たのか。純増数と解約率は関係性があるのか。販促費を増やしたらどうだろうかなど、解約率からさまざまなケースを考えていきます。

そして、他の代理店と比較して、解約率があまりにも高い代理店に対しては、契約時の説明や方法を改善するための対策もデータを基に行うことができます。

クロスセル分析を使う

クロスセル分析は、通信・ソフトウェアの業界でも利用される大事な分析手法です。

携帯電話料金には、基本料のほかに、オプションサービスやサポートサービス、自社アプリなどの料金が含まれています。この付加サービス料が、通信会社の大きな収益源になっており、クロスセル分析は非常に有効な手段と考えられています。

オプションサービスの目的は、毎月の固定料金にさらにオプション料を追加することで、収益全体を向上させることにあります。また、タブレット端末や電気料金などを合わせて契約してもらうことで、解約しづらい環境を作り、解約率を下げる狙いもあります。クロスセルが生み出す付加サービスの収益は、通信会社にとって、非常に大きなウェイトを占める収益になっているのです。