老朽化したITシステムの刷新や、店舗統廃合・M&Aに伴うシステム移行・統合で、必ず問題になるデータ移行やデータ統合。新システムの要件や機能拡張はシステム会社が尽力してくれますが、新システムへのデータ移行・データ統合となるとサービス範囲外となり、自社でなんとかしなければいけません。
データ移行は、旧システムから新システムへデータを移すこと。データ統合は、別のシステムのデータを、他のシステムのデータと結合すること。結合したデータは、新システム、または一方のシステムに取り込みます。
いずれにおいても、現在のデータの要件がどうなっているのかを調査、分析し、新しい取り込み先のシステムの要件にあわせて、抽出、整備、統合し、データを移行します。
移行・統合計画を立案します。まず移行・統合の要件を整理し、移行方法、体制、役割分担、スケジュールを決め、対象となるデータを選定します。
手順を定め、テストシナリオを作成したら、いざ実行。リハーサルを行い、その結果検証を行い、リスクをつぶしてから実行します。
移行・統合の影響や、移行・統合中の運用への影響なども想定しておきます。