日常業務で使用している自社データを適正な状態にし、業務改善・売上貢献に繋がる有益なデータとして活用するための業務委託ができる企業を調査しまとめています。
社内のデータを上手くまとめたい…でも煩雑な作業が凄く面倒!できることなら誰かに任せたいけど…何をどう依頼していいかわからない!?
まずは、どんな作業を外部委託したいのか作業分類を明確にしましょう。
事務作業など、人員を導入して対応している業務を委託することで大幅に人員コストを削減することができます。
日々、本来ならば不要な作業コストを解消することで、本来の業務に時間をあてることができ、会社の収益向上に繋げられます。
煩雑な作業を委託し、社内データをとりまとめることで、これまで活用できていなかったデータを有効活用し集客率を向上できます。
承認経路など、業務フローの改善計画を行うことで、無駄を省きスムーズな業務の流れを作り出すことができます。
社内データから導き出せる分析結果をもとに、これまで囲い込めなかった新規顧客層へのアプローチを可能とします。
これまで目に見えて判断しにくかった運用コストも、外部委託することで費用対効果の良い結果へと転じることができます。
企業の資源である「人・物・金」には限界があります。それら資源を有効活用し、本当に大事なものに集中するためにも、【外部委託】は非常に有効な手段です。仕事の効率アップやコスト削減、組織のスリム化を進めるためにも検討をオススメします。
自社のデータを取り扱う際、委託先の情報管理のレベルが低いと後々データ流出や紛失などリスクを抱える場合があります。どれだけ厳重な管理体制をとっているか、各社のセキュリティはしっかりと確認しておきましょう
※ピックアップしている企業は「データ処理」として、社内データの変換や統合、データを用いたコンサルが行える企業を選定しています。
ジェイ・アイ・エム |
設立から半世紀、約1,000社との多彩な業務提携 ※業務提携数は1967年からの換算となります。 データ処理全般(データ移行・取り込み/データクレンジング/データ編集/レポート作成処理等)の代行 自治体/保険業/医療業/銀行業/金融業/製造業 ISO/IEC27001、ISO9001、Pマーク |
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リアライズ |
大手企業や国立機関とのマネジメント実績 データマネジメントによるシステム導入効果の最大化/データの定義情報を整備し業務効率化/顧客データ整備と運用構築 医薬品製造/学術研究/電力/情報通信/食品製造/輸送機器製造/システム開発/金融/教育 ISO27001 |
メトロ |
開発業務からビジネスインテリジェンスに対応 EPSクラウド運用サービス導入による運用管理負荷の軽減/流体解析アプリケーションの実行時間削減・開発費用と期間を削減 金融/流通/製造/生保・損保/公共・公益 ISO27001/ISO9001/Pマーク |
シーエスエム |
マーケティング活動をワンストップで対応し幅広い対応が可能 ※直接お問い合わせください。 金融/官公庁/製造業/流通/教育/サービス Pマーク |
ディーソル |
全国各地に拡がる拠点を連携させ、情報処理をワンストップで実現 ※直接お問い合わせください。 流通/医療(臨床検査)/小売り/教育(試験処理)/自治体 ISO9001/Pマーク |
特徴1
半世紀で積み重ねた豊富な実績
株式会社ジェイ・アイ・エムは1967年に創立。データ処理をはじめ、アナログ情報のデジタル化、システム開発の3つのデータ関連サービス領域で、さまざまな業種・業態のお客様を支援しています。豊富な経験をもとに業務プロセスをヒアリングし、要件を整理、最適なソリューションを提案しています。
特徴2
選べる3つのオーダーメイド
BIツール導入時やシステムリリース等における【初期構築】や、日々発生するデータにおける集計、分析、レポート作成、発信、DB管理等の日常業務の【アウトソーシング】、業務プロセスにおける課題にあわせたツールを開発する【EUC支援】など、3つのオーダーメイドから自社にあった方法が選べます。
特徴3
高いセキュリティー体制/徹底した品質管理
プライバシーマークやISO/IEC27001を、業界に先駆けて取得したことをはじめ、24時間セキュリティシステムを整備する等万全なセキュリティ環境を実現しています。 また、ISO9001を取得し、製品やサービスの品質の維持・向上に取り組んでいます。
特徴1
サービスを組み合わせて課題解決
目的を意識したデータマネジメントをソリューション(問題解決システム)として提供しています。たとえば調達品データ整備なら【現状データ調査+方針策定+機械データクレンジング+目検によるデータクレンジング+品目分類付与+データ運用】といったように課題解決のために必要なサービスを組み合わせて提案します。
特徴2
初期構築だけでなくその後の運営まで考えます
データ整備、データマネジメントは一度実施したら終わりではありません。日々データが追加され、入れ替わり、加工されることでデータ全体の品質が変化していきます。高品質なデータを維持するため、リアライズでは初期構築だけでなく今後の運用を考慮してデータマネジメント支援を考えます。
特徴3
実績の多さ幅広さが信頼の証
株式会社リアライズは、1997年にデータマネジメントの専門会社として創業され、これまで様々なデータの課題を解決してきました。実績の多さ、幅広さで高いクオリティのデータマネジメントを実現します。
特徴1
長年情報とデータに携わっています
株式会社メトロは1971年創業。長年企業にとって貴重な財産である情報・データに携わっています。豊富な経験と積み重ねたノウハウで、日々蓄積される情報、貴重なビジネス・データを有効に活用する支援をしています。
特徴2
次世代の顧客管理-CRM
経営環境が激変している今、大切なのは新規顧客の獲得よりも既存顧客からのリピートや購入率を上げる次世代の顧客管理-CRM(顧客関係管理)-です。株式会社メトロではCRMのコンサルティングもおこなっています。
特徴3
IBM情報活用製品トレーニングセミナーを開催
株式会社メトロでは、IBM情報活用製品トレーニングセミナーを定期開催しています。 DataStageの基礎を体系的に学習し、いちからマニュアルを読む手間を省けるので、ETL開発・設計者、企画立案業務に携わる方々に適した研修です。
特徴1
サービスを組み合わせて問題解決
データ入力からデータベース構築、データ分析、法人インフラリスト生成に、アウトバウンドテレマーケティング… 株式会社シーエスエムには様々なマーケティングサービスが揃っています。ニーズに合わせてサービスを組み合わせることで、様々な問題解決を実現できます。
特徴2
多業種に支援実績
外資系・IT業界をメインに、金融、官公庁、製造業、教育関係など様々な企業にて、情報処理、セールス、マーケティング、カスタマーサポートなどビジネス支援の実績があります。 積み重ねたノウハウで常に顧客に最適なソリューションを提供しています。
特徴3
人こそ財産の理念で人材を育てています
情報サービス・ビジネス支援は施設や設備よりも人材が大切な産業です。株式会社シーエスエムでは、「人こそ財産」の理念のもとに、スタッフが成長していく過程を大切にし、専門性に応じた人材を育てています。
特徴1
センターと全国各地の拠点を結び短納期を実現
全国各地に拡がる拠点を自社センターと通信網で結んでいます。 センター間を連携させ、入力・開発・処理・出力といった情報処理をワンストップで実現しています。 データ入力など拠点を分割させることで、情報漏洩を防ぎ短納期を実現しています。
特徴2
セキュリティも万全
株式会社ディーソルはデータ処理にあたって厳格な情報管理を行っています。サーバ内の各業務に使用するフォルダは、当該業務の担当者のみがアクセスできるよう管理しています。 またスタッフのPCには管理アプリケーションが導入され、常に監視下にあります。
特徴3
さまざまなアウトソーシングの相談を請けています
データ入力、データ処理、システム開発・ネットワークサービスの他、様々なビジネス支援サービスを提供しています。スポット案件でも年間継続業務でもニーズに合わせ一部業務委託から、フルアウトソーシングまで相談を受けています。
社内のデータを上手くまとめたいけど、何をどう依頼していいかわからない!?まずは、どんな作業を外部委託したいのか作業分類を明確にしましょう。
データ編集・加工は、データ処理の最も基本的なパターンの一つです。照合や結合、削除や分割、抽出、置換、集計、レイアウト変更等の編集や加工を行います。
データ変換・ファイル変換は、規格の異なるソフトウェアで作成したデータやファイルを変更することにより、表示や編集を可能にすることです。変換には、コードの変換、ファイル(フォーマット)の変換、媒体の変換があります。
データクレンジングとは、データの表記ゆれや誤記などを修正し、不要なデータを削除することです。日々蓄積され汚れたデータを使いやすく整備し、ビジネス精度の高いデータにします。
データ統合・データ移行とは、企業の合併に伴うシステム統合やシステムのリプレイスの際に発生する作業です。基幹システムをはじめ、多種多様なアプリケーションやデータベースから必要なデータを抽出し統合したり、新システムへデータを移行したりします。
さまざまなデータを編集・加工したとしても、データの品質を維持していくこと、運用していくことが重要となります。データを運用していくためには、ITスキルの高い人材を専任させるのが望ましいですが、現実は本来業務との兼任となり、担当者の業務負荷がかかってしまいます。
データ処理作業の委託をするということは、大切な社内のデータを社外へ渡すことです。委託をする企業を選定するにあたって、「ISO」「Pマーク」を取得している企業であるかどうか、は大切なポイントになります。
ISO 9001は一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための品質マネジメントシステムに関する国際規格です。認証取得にあたっては、第三者機関が審査をおこないます。
ISO9001を取得している会社なら、法令順守(コンプライアンス)を推進していることはもちろん、組織体制がきちんとしており、製品やサービスの品質を高めていく運営活動のための仕組みをしっかり持っている会社であるという信頼のめやすになります。
ISO/IEC27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を構築・運用し、継続的に改善するための規格です。
認証取得にあたっては、個人情報や開発情報、財務情報など、価値のある情報のセキュリティを確実に実現するための仕組みを持っているかどうかを外部機関より審査されます。
ISO/IEC27001は情報資産の機密性保護だけでなく、有効に活用するためのマネジメントであり、この認証を取得している会社はいわば情報への「気配り」がきちんとできている会社だといえます。
プライバシーマークは、企業内のすべての個人情報(従業員の個人情報も含まれる)について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価するためのマークです。
取得するには日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム要求事項」に適合していることが求められます。
ISO/IEC27001認定取得が個人情報について「個人情報保護法および契約上の要求事項の順守」が求められるのに比べ、プライバシーマーク取得には個人情報保護法を包括するさらに厳格な取り扱いが求められるということになります。
委託する際、まず処理の要件をかためますが、開発を進めていく段階で設計当初想定していなかった要件が発生することが頻繁にあります。委託先によっては再見積もりとなり、予算をオーバーしてしまうことも。柔軟に対応できる会社か否かを見極めるのは難しいですが、見積依頼の段階などで、どこまで変更を許容してもらえるか相談してみるのも一つの手です。
データ処理を依頼するには、社内の重要なデータを預けることになります。そのため、情報漏洩リスクに備えてセキュリティ対策を万全に行っている企業かどうかをしっかりと見極めて、選ぶ必要があります。
データ処理を委託する際には、その企業が幅広い業種での実績があるかどうかをチェックしておきましょう。クライアントと一緒に問題解決した実績は、自社の問題解決の近道として期待できるといえます。
データを有効的に活用するためには、ITスキルが高い人材が必要です。売り上げに直結する部門にはITスキルの高い人材が投入されたり、情報システム部門が協力してくれたりしますが、売り上げに直接貢献しづらいバックオフィス系業務は後回しにされがちです。
基幹系システムやWebシステムなど社内にある複数のシステム間でデータ連携ができていない、という課題が多くの企業で発生しています。ビッグデータやIoT、AIの利活用が進む中、データを連携させて分析・活用したいというニーズが高まっています。
Excelは非常に便利なツールですが、そのためになんでもExcelでやろうとしてしまいます。しかし、大量データの処理に時間がかかったり、複数ファイルの紐づけが大変だったり、セルが結合されていたり、数値が文字列になっていたり…、Excelにも不向きなこともあるのです。
企業では日々大量のデータが日々作成されていますが、その中には、重複や誤記、表記の揺れなども多く含まれます。これらの「汚れ」ているデータから分析や集計はできません。きれいにするのは大変手間がかかります。
レポートの作成に時間がかかる…、いろいろな角度から見るためにそれぞれの角度から集計…、集計作業の繰り返し…、更新によるデータ抽出の繰り返し等、週次や月次で行っている様々なデータ処理には大変手間がかかります。
メインフレームや汎用機等のコード形式(データ形式)がWindows系と異なる…、CSVやPIT、PDF、TIFFなどファイル形式が異なる…、DATやLTOが読めない…など、コード形式やフォーマット、媒体が異なるためにデータが使えないということが発生しています。
多くの企業で、既存のITシステムが事業部門ごとに構築されていたり、過剰なカスタマイズがなされていたりしています。そのため、全社横断的なデータ活用ができません。
業務データの有効活用は、企業に非常に大きな効果をもたらしてくれます。 ここでは、コンビニやアパレルなどの流通・小売業界が集積された社内データを有効活用した場合、具体的にどのような分析手法で利用され、どのようなことができるのかを調べてみました。
業種によって、利用するデータ分析の手法が変わります。通信・ソフトウェア業界は集積された社内データを、解約率分析やクロスセル分析、ポートフォリオ分析して、企業活動に役立てています。
企業で蓄積される膨大なデータから必要な情報を引き出し、経営の意思決定を迅速にサポートするBIツール。近年、BIツールを導入する企業が増えていますが、そこにある落とし穴に気を付けないと、有効なデータ活用ができません。